1.31.2008

障害者の方々のダンスレッスンから学んだこと

今日は、夕方から前述の高木先生と待ち合わせして、障害者たちのダンスレッスンを見学に行きました。

もし、皆さんの記憶に残っているのであれば、24時間テレビに出演したダウン症の子たちのダンスショーと言えばイメージがつくでしょうか?(V6と一緒に2001年出演)

今日のスタジオでは、その出演メンバーの子たちのレッスンを拝見させてもらいました。

そして思った事は、そこに辿り着くまでには、壮大な時間と努力が含まれているだな、と。。

例えば、インストラクターの立場として考えて欲しい。
1曲を振り付けるとするとして、先生が1~10までを教える。一般の生徒であれば、それで充分であり、1~10で覚えられないのであれば、生徒は自分で努力をしなければならない。親切な先生であれば、それを1~15まで分解して教えてくれるかもしれない。すごく丁寧な先生だと評判になるだろう。その分、生徒は頑張り、次回からは1~10で出来るようになる。また、上級者にもなってくれば、1~5で充分。6~10は自然と出来てしまう実力を持っているだろう。

それが、障害者の子に対してであれば、1~10を1~100まで分解して教えなければならないという事。
その中には、様々な科学的、スポーツ学的知識と、一番大事な現場での経験が必要となる。それが分からなければ、とても1~10で終わる動きを、1~100まで分解し教えることは出来ないであろう。10倍の労力である。
現在、日本で活動されているほとんどのインストラクターの方が、ほぼ無理だろうと思います。知識を持った人間が見て、初めてその奥深さを感じ取ることが出来るレベルじゃないでしょうか。

また、障害には様々な種類があります。種類によって症状や対処法も違います。

このスタジオには、合併症も合わせ9種類もの違った障害を持つ子たちが集まってレッスンを受けているようです。(ホームページ参照)
年齢別に見ても(今日のグループは)、下が16歳、上が34歳と幅広い。

ダンス歴は、長い子で11年やっているそうです。

スタジオ主宰者曰く、「やっとここまで来たんですよ!」
その言葉には、深ーーーい重みがあります。

興味がある人は、ここのホームページを隅々まで読んで欲しい。ブログも書かれています。Jam world -------> ここをクリック。

更に時間があるのであれば、是非勉強して、レッスンを見学し、ショーを見て肌で感じとって欲しいと思います。

このスタジオは、ストリートダンスの可能性をまた更に広げています。

主催者の福地リュウスケさんは、元々福祉職員でありながら、障害者たちにダンスを教えたいために30歳からHip Hopを始められました。RABC治療法(ラビック)を独自に開発された人であり、その概念のもと個人でも毎週20以上のレッスンを持ち毎日活動されています。すごい人です。

今日は、本当に大変な経験が出来ました。自分の簡単な言葉では言い表せませんが、何か伝える事が出来ればと思い、ブログに書き記すことにします。

写真1:メンバー全員と一緒に。



写真2:すごく慕ってくれたマユミちゃんと。



写真3:全員180cm以上、BIG 4~



写真4:主宰者の福地さん



3月2日には、このメンバーが出演するイベントが名古屋で行われます。時間がある人は是非足を運んで下さい。詳細は、ホームページにて。

1.29.2008

これからの楽しみ方

さて、今日は日中はパソコン作業、スケジュール調整、電話連絡などの作業をし、夕方から豊橋に行ってきました。

もうすっかり慣れたもんで(?)、地下鉄から名古屋駅、そっから名鉄で豊橋まで。すんなり行きましたわ。

今夜のメインイベントは、豊橋での同窓会。

初めてシドニーに渡った当時1995年、18歳のころに出会いそれから2年、3年一緒に過ごした友達に会って来ました。

最初の出会いはボンダイのMill Hill Sports Bar。当時はこのBarでPoolコンペが週3回行われており、日本から来て間もないオレらは語学学校の仲間と夜になればそこに集まるようになっていました。

そのコンペでいつも目につく生意気そうな日本人2人組。見た目すごい日本人なのに、一人が黄色い頭、もう一人が赤い頭。。明らかにおかしい。。いつもスケボーに乗ってこのコンペに参加しに来るこのコンビ、Pool慣れしてるせいかめちゃくちゃ上手い。

このものすごく目立つ2人組、実は話してみるとすごくシャイで、面白くて、すぐに打ち解けましたね。どーやら親から飛ばされてシドニーに来てる組で、(当時は割りとそういう人がいました。。笑)、インターネットも普及してなく、情報センターすら無い、何もなかった当時のシドニー生活の中では、かなりおもしろいヤツらでした。今日明日をどうやって過ごすか、どう楽しく過ごすか、そんな事ばっかり毎日考えて一緒に過ごしました。将来の自分についてとか何も考えてませんでした。「楽しい事は自分で作る」って事は、その当時に身につけたものです。

皆でそれぞれ、好きなスケボーやったり、サーフィンしたり、テニスしてたり、麻雀してたり、、、オレはダンスしてたり、だったけど、それぞれ遊びに一生懸命でしたね。

今から振り返ってみれば、そういうマジメ(?)に遊んだ時間があるからこそ、逆に今は満足し、今やりたい事に集中して出来るのかな、とも思います。かなりポジティブ思考ですが・・・。何一つ満足に出来ないようなら全部中途半端になりそうな気がします。人それぞれ満足度は違いますが、自分が本当に満足するまで何かを続けてみても、良いのではないでしょうか。

中には、社会の中ではそういった事は不必要、と言う人もいますが、それも分かります。ですが、自分はこういった考えの方が好きですね。

色々試行錯誤し遠回りしてきましたが、今では、2人とも結婚し、仕事も安定しているようです。

これからは、これからの楽しみが待っていると思います。

また、これからの人生が楽しみじゃないですか?

写真は、豊橋でこれから行われる「鬼祭」の鬼です。なぜか、すごいSM・・・笑 これは楽しいのかな??


1.28.2008

今のお気に入り

これです。


Superstar~ ソールが黒くなったのがいいです。なんか締まった感じがして。いつでも踊り易いしね。見つけて即ゲットです。

それとこれも気に入りました。

やまもとや、という老舗の味噌煮込みうどん屋さんです。味噌は濃いけど食べるとあっさり。味も値段も自信満々です。名古屋の奥深さを感じさせます。ちなみに写真のは牡蠣入り。(店名訂正入れました・・)

そして、これも。

日本の友達でゴルフをしている人が増えました。自分もオーストラリアで始めたのですが、すごい好きです。難しくて好き。ま、あまりスコアは人に言えるほどでは無いのですが。。ちなみに写真は、懐かしD-Freak Filmsのヨシ氏。

最後に、これ。

髪スパッと切りました。ウルフです。3年振りの短髪で、すごく楽。これからの時代はショートでしょ?

1.27.2008

Jazz Dance Showcase in Nagoya

今日は、昨日の日記でも紹介した、この「Jazz Dance Showcase in Nagoya」という公演を見に行ってきました。

夕方4時に知人の方々と待ち合わせで、栄のパルコ前に集合ということで、ちょっと頑張って一人で地下鉄に乗って行きました。パルコにたどり着くまでは、一度違う駅で降りてしまったり、乗り換えミスってたりしつつ、目的地の駅までたどり着き、駅の周りをグルグル回って、なんとか到着。早めに家を出といて良かったです。20~30分で着くはずが1時間以上掛かってましたね~。だいたいパルコって何?と思ってましたから。

無事に知人たちと合流し、極寒の栄の中を歩いて移動。会場に着き、表のお客を横目に裏口から関係者として入場。。特権ですね。

そして、今回の席は全て自由席。そこで目の当たりにしたのは、オープンと同時に走って場所取りに走るお母さんたちの姿!一番いい真中の見やすい列を一気に洋服とバックで埋めていく!しまいにはどこから持ってきたのかシートみたいなもので4~5席分を一気に覆う!800人の会場が10分ほどで埋まってしまいます。。。名古屋恐るべし。。

今回は、名古屋の大御所の3つのダンスカンパニーが参加してるということなので集客もハンパないみたいですね。

肝心の公演の内容は、真新しいチャレンジ的な要素はあまりなかったような感じがしますが、さすが、出演者全員しっかり躍り込んで来たのがすごく伝わったのと、皆で一つの舞台を作るって言う根本的な部分の良さを感じる事が出来ました。演じ切る事と踊りきる事。舞台の上では一瞬ですが、その時はすごく輝いてますから。一人一人集中して皆で息を合わせ作品を作る。色々と勉強になります。

今回は、写真撮影、ビデオ撮影禁止だったので、素直に写真など全然撮っていません。舞台の様子を見せたかったのですが、ごめんなさい。

個人的に、特筆しときたい事は、台湾から参加していた「李彩娥舞団」。今回は男と女の2人でジャズバレエの作品を見せてくれたのですが、身体能力、表現力では、今回の公演のピカ1だったのではないでしょうか。2人とも「Taipei National Ballet Company」(だったかな?)のメンバーらしく、安定したショーを見せてくれました。バレエやジャズにはあまり詳しくないのですが、素直にすごいなと思えました。ちなみに2人は婚約してるらしいです。。末永くお幸せに。

あと、どの作品に対しても会場はシーンとしてたのですが、スタジオフィネスの時だけはものすごい歓声でした。いい観客を持っていますねぇ。内容も飽きさせずすごく良かったです。盛り上がって良かったですね。皆さん、お疲れ様でした。

帰りは、インストラクターの大崎先生やシンタロウ先生、シドニーにも来ていたカツさんなど、皆で打ち上げの居酒屋へ。1ヶ月の禁酒生活さようなら。ビールと生酎いきました。。

1.26.2008

キッズダンサー:ジャンピ

今、名古屋市に滞在しています。2週間だけの予定ですが、Dancekoolとの提携先、スタジオ・フィネスでお世話になり、 スタジオを主宰する高木那帆先生とのミーティングとワークショップを目的に来ています。。
名古屋入り、5日目です。

今日は、昨夜このブログの作業に追われたせいか(!)、今朝少し朝寝坊しつつも、スタジオに行き、「ジャンピ」という女の子ダンスチームにポッピングのレッスンをして来ました。



前評判で「この子たちは踊れるよ~」なんて聞いていたのですが、ポッピングは初めてだったらしく「何をそんな、ポッピングは甘くないぞ・・」と内心思っていたのですが、、、

レッスンをしててビックリ!全然喰らいついて来るじゃないですか!さすがに筋肉はないものの難しい動きや細かいテクニックまで言った通りに出来ている!まだ踊り慣れしてないジャンルなだけにもちろん完璧ではないが、初めてのジャンルとは言えないような動きをみせていました。更には、小学生とは思えないほど礼儀もしっかりしてるし、受け答えもすごくはっきりしている。

レッスン中もやる気満々で、自分でもついつい熱くなり、教えがいも有り、1時間半のレッスン予定が、気づいたら3時間ぶっ通しでやってましたね 笑

頭が柔らかいのか、レッスン慣れしているせいなのか、、子供の吸収力や可能性というものはすごいな、と改めて実感です。。

その後は、明日、このスタジオフィネスのチームが参加するという「Jazz Dance Festival in Nagoya」というイベントのリハーサルを見学しに行きました。



イベントの詳細 ----> ここをクリック

このイベント、名古屋を代表するダンスカンパニーが3校、バレエ協会から1校、フィリピン、ロシア、台湾からもダンスカンパニーが参加します。国際的色豊かな公演になりそうで、期待しています。

1.25.2008

始まった!

さて、やっと念願のブログが始まりました。

このブログを一つの情報発信ツールとして活用し、日記形式ではありますが、日々の活動報告から未来の展望、レッスン情報からイベント情報、日本やオーストラリア、果ては様々な国、地域からの旬な情報をお届けしたいと思います。

頑張るぞー ^^